2018年06月05日

アートの授業風景【えがお6月号より】

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新学期が始まり気分一新、新しいお友達も加わったアートクラスでは、まずは絵の具と思いっきり触れ合って楽しんでもらえるように、色々な技法の体験・作品作りをしました。

今回チャレンジしたのは『にじみ絵』、『吹き絵』、『流し絵』、『ぼかし絵』、『マーブリング』、『スパッタリング』の6技法です。

いくつか内容を紹介すると、『にじみ絵』は先に水を塗った紙に何色か絵の具をポタポタ垂らし広がっていく形や自然に混ざっていく色を楽しむ技法です。

【にじみ絵+スパッタリング】



『吹き絵』は紙に水分多めの絵の具を置いて名前の通りストローなどで吹いて形を作っていきます。
上手くいくと稲妻の形のようなカッコいい表現ができます。

【吹き絵】



『マーブリング』は水にカラーの墨汁を垂らし水面に浮かんできた複雑な模様を紙に写し取ります。
大人がやってもときめく技法です。



『スパッタリング』は手軽に歯ブラシでエアスプレーのような表現ができます。

【スパッタリング+部分的ににじみ絵】


みんな絵の具まみれになりながら夢中で紙を動かしたり筆を振ったり、顔が真っ赤になるほどフーフー吹いたり「先生、見て見て!ここすっごくかっこよくできたよ!」と、とっても楽しそうでした。


【ぼかし絵】



どの技法もその時々で、偶然にできた形や色の混ざり方に出会えるのが楽しく、それが新しい発想にも繋がります。
きれからの作品作りにきっと役立っていくことでしょう。

アート講師:天野