2016年10月19日

先生のひとりごと

こんにちは!事務局のおおたです。

今月、10月号のえがおが出来上がりました。
毎月、事務局・先生たちが一つ一つ丁寧につくりあげるスクール報【えがお】です。

今月の【えがお】より、先生のひとりごとを抜粋しました。
(そろばんイシド本部の「先生のひとりごと」より引用)


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学生の就職相談の際に「親に確認します」
「親が良いと言えば良いです」こんな言葉を聞くことがあり、
判断力の乏しさと親への依存心の強さに驚きます。


親が言った通りにやれば間違いないというのは、
そのように親が育ててきた証であり、
それについて親自身が無意識であるということに問題を感じます。


ご飯やおやつ、遊ぶおもちゃなど子どものうちは、
当然あらゆる判断を親がします。

環境や気温などのあらゆる外的環境、
体調やその時の状況など様々な事象の中から、
「最適」と思われるものを親が決めています。

着るもの一つにしても、子どもに任せると寒い日に半袖で出かけようとしたり、
上衣とズボンがちぐはぐで可笑しかったり、余計な手間がかかってしまうので、
「こうしてね」という方が実は楽だったりもします。


しかし、親の責任は子どもを自立させることであり、
自己判断で自己責任のとれる子どもに育ってもらわなければなりません。

かと言って、判断力が十分ではない段階で
「うちは子どもに全て任せています」というのは育児放棄です。

成長の段階によって、必要な情報の中から選ばせること、
そして、時には失敗をさせることが必要です。

例えば、おやつひとつにしても、
子どもの健康を考えて必要なものを必要な量だけ食べさせることから、
親が良いと思うおやつを2つ用意して選ばせること。

更に、100円で好きなものを買って良いなど
選択の範囲を広げていくような段階的なトレーニングをさせるなど、
日常生活の様々な場面にその機会はあります。


時には失敗をさせながら、結果に対して責任を取ることを恐れない
自立した大人になってほしいと思います。

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Posted by テラスちゃん at 14:03 Comments( 0 ) 講師のひとりごと