金澤翔子さんの書道パフォーマンス
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)で行われた 金澤翔子さんの書道パフォーマンスとお母様の金澤泰子さんの講演「ダウン症の子と共に生きて」に行って来ました。
私が翔子さんのことを知ったのは、たまたま見ていた某TV番組(金スマ)です。いつもは、こういう番組はなんだか可愛そうに思えてしまってチャンネルを変えてしまうのですが、翔子さんはとっても明るくて元気いっぱい。一緒にいるお母様もとっても幸せそう。
何よりも、翔子さんの「書」に衝撃を受けました。本当に、躍動感に溢れて心を動かされました。
そんな翔子さんとお母様が、松本にいらっしゃったんです。
まず、翔子さんの書道パフォーマンスから始まりました。
手を合わせ、お祈りをしてから筆を運んでいました。”魂の書”ですね。
その後の講演で、書道には形と線がある。線は、翔子には敵わないとおっしゃっていました。
感性というか、本当に純粋な心で書いているから多くの人に感動を与えるんだと思います。
約1時間半の講演は、涙でダウン症の告知を受けてから27年を経て、今、翔子さん親子はどのような境地にいるのか。どのようにして翔子さんの感性・魂が育ったかなど多くのことをお話いただきました。
印象に残っているのは、
「生きてさえいれば、絶望はない」
「どんな子でも、信じてあげればいい子になります」
という言葉です。
なんだか純粋に、「書」と向き合いたいと思った一日でした。
by momose